【環境コラム】OA機器リサイクルで削減できるCO₂とは?
2026年08月28日
OA機器を選ぶとき、多くの方が「価格」や「性能」を重視します。
しかし実は、“CO₂排出量”という視点も非常に重要だということをご存じでしょうか。
新品を購入する代わりに、状態の良いリユース(中古)OA機器を選ぶだけで、環境負荷を大きく減らせるというデータが出ています。
今回は、注目が高まっている「OA機器リユースによるCO₂削減」について、分かりやすく解説します。
Contents
OA機器は「使うとき」より「作るとき」にCO₂が多い
実はOA機器は、使用時よりも“製造時”に多くのCO₂を排出します。
素材の製造、部品加工、組み立てなど、複数の工程で大量のエネルギーが使われるためです。
そのため、まだ使用できる機器を廃棄して新品を購入するよりも、リユース品を選ぶ方が環境負荷を大幅に抑えることができます。
中古複合機で環境負荷を削減
古複合機を選ぶことは、購入コストを抑えるだけでなく、環境負荷の削減にもつながります。
環境省のライフサイクル評価(LCA)データによると、モノクロ複合機(60枚/分)では、
新品:904.8kg-CO₂
リユース:445.1kg-CO₂
となっており、リユースすることで約50%、約460kgのCO₂削減につながります。
これは、新たに製品を製造する際に必要となる原材料の調達や部品製造、組立などの工程を抑えられるためです。
さらに、まだ使用できる複合機を廃棄せず再利用することで、限りある資源を有効活用することにもつながります。
中古複合機は、「コストを抑える」だけでなく、「CO₂削減」と「資源の有効活用」にも貢献できる選択肢です。
PC・モニターのリユースでも削減効果が
PCのリユースでは、1台あたり約28kgのCO₂削減効果があるとされています。
例えば、PCを10台リユースすると約281kg、20台なら約562kgのCO₂削減につながります。
さらに、PCと一緒に使用するモニターもリユースすることで、機器の製造や廃棄に伴う環境負荷をさらに抑えることができます。
PCだけでなく、モニターなどの周辺機器も「廃棄する」のではなく「活かす」。
こうした身近な選択が、企業のCO₂削減につながります。
中古OA機器が選ばれる3つの理由
リユースOA機器が選ばれている背景には、環境面だけでなく実用面でのメリットもあります。
まず大きいのはコストです。新品と比較して大幅に価格を抑えられるため、同じ予算でもより高い性能の機器を選ぶことができます。
次に品質面です。現在の中古市場では、動作確認や整備、クリーニングを行った“整備済み製品”が主流となっており、安心して使用できる環境が整っています。
そして3つ目が環境配慮です。企業活動において「環境への配慮」が求められる中で、リユース製品を選ぶこと自体が具体的な取り組みとして評価される時代になっています。
「選び方」で環境負荷は変えられる
環境対策というと、「大がかりな取り組みが必要」と感じるかもしれません。
しかし実際には、OA機器の選び方を変えるだけでも十分に効果があります。
リユース製品は新たな製造工程を伴わないため、その分CO₂排出を抑えることができます。
つまり、特別な取り組みをしなくても、日常の選択の中で環境に貢献できるのです。
まとめ|コストと環境を両立する選択
OA機器のリユースは、
- CO₂削減
- コスト削減
- 廃棄物削減
- ESG・SDGs対応
といった複数のメリットを同時に実現できる選択です。
これからは「安いから中古」ではなく、
「環境と経営の両方にメリットがあるから選ぶ」という時代に変わりつつあります。
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